当然といえばそうなのですが、ジャマイカは公用語が英語なので国民のほとんどが英語で生活しています。
ちなみに以下が主要国の「国民に対する英語話者のパーセンテージ」です。ジャマイカって意外と健闘してますよね。
- ニュージーランド 97.82%
- イギリス 97.74%
- ジャマイカ 97.64%
- オーストラリア 97.03%
- アメリカ 95.19%
- カナダ 85.18%
しかしながら、留学先の選択肢として「ジャマイカ」を取り扱うエージェントが少なすぎますね。
この機会にジャマイカのこと、ジャマイカ英語のことを「英語」で学習してみましょう。
ジャマイカの基礎データ
まずは基本的な情報を日本語で確認してください。
- 地理:キューバの160km 南に位置する島で、面積は秋田県とほぼ同じ

- 人口:272.1万人(2014年 世銀)
- 首都:キングストン
- 民族:アフリカ系91%、混血6.2%、その他2.6%
- 一人当たりGNI(国民総所得):5,150米ドル(2014年 世銀)*日本 36,680米ドル(2015年 世銀)
- 通貨:ジャマイカドル(J$)*1米ドル=119.26J$(2015年10月)
- 在留邦人数:176人(2014年10月現在)
- 時間:アメリカ東部時間と同じ
データ元:外務省基礎データ
近そうで遠い。そんなイメージですね。
しかしながら、留学先には不向きである理由が「危険情報レベル1」の中身でよく理解できました。普段から治安がよろしくないようです。
キングストン首都圏:「レベル1:十分注意してください。」
キングストン首都圏へ渡航・滞在を予定している方及び既に滞在している方は、以下の情勢に留意して行動し、危険を避けるよう十分注意してください。
キングストン首都圏は、ジャマイカの政治、経済の中心地ですが、武器や麻薬の密輸組織(ギャング組織)が複数存在し、その利権を巡り組織間抗争が後を絶ちません。
現在、特に治安に問題があるといわれている地域は、ダウンタウン地区を始め、南西部に位置するマックスフィールド・アベニュー南部、ダナハム・タウン、オリンピックガーデン、東部に位置するオーガスト・タウン、マウンテンビュー・アベニューなどです。レゲエの神様として有名なボブ・マーリーに関係の深いトレンチ・タウンも危険地域となっていますので、十分な注意が必要です。
データ元:外務省海外安全ホームページ
ジャマイカの有名人
気を取り直して、もう少し身近な情報として「有名なジャマイカ人」をリサーチしてみました。すると、世界的に有名なのはレゲエミュージシャンとスポーツ選手ばかりでした。これも想定通り。
- ボブ・マーリー:言わずと知れたレゲエ界のレジェント。最高。
- リー・スクラッチ・ペリー:レゲエ/ダブのプロデューサーです。こちらも最高。
- ウサイン・ボルト:説明不要ですね。陸上の短距離選手で金メダリストですね。
- ベン・ジョンソン(カナダに帰化):こちらも陸上選手ですが、カナダに帰化してオリンピックに出場。
- パトリック・ユーイング(米国に帰化):元NBA(New York ニックス)の永久欠番センターで213 cm!あり。
ジャマイカについて英語で読んでみましょう!
続いて、ジャマイカについて英語で読んでいきましょう。
Simple English Wikipediaより
[Jamaica] Jamaica <is> an island country in the Caribbean; it <is> part of the Greater Antilles. The island, 10,990 square kilometres (4,240 sq mi) in area, <lies> about 145 kilometres (90 mi) south of Cuba, and 191 kilometres (119 mi) west of Hispaniola. Its capital <is> Kingston; other towns <include> Montego Bay, St. Ann’s Bay and Spanish Town. The island <is divided> into three counties – Cornwall, Middlesex and Surrey – which <are subdivided> into 14 parishes: Kingston, St. Andrew, St. Catherine, Clarendon,Manchester, St. Elizabeth, Westmoreland, Hanover, St. James, Trelawny, St. Ann, St. Mary, Portland and St. Thomas.
[Independence]
After a long period of direct British colonial rule, Jamaica <gained> a degree of local political control in the late 1930s, and <held> its first election under full universal adult suffrage in 1944. Jamaica <joined> nine other U.K. territories in the West Indies Federation in 1958 but <withdrew> after Jamaican voters <rejected> membership in 1961. Jamaica <got> its independence in 1962, remaining a member of the Commonwealth.[Jamaican English] Jamaican English <is> a type of English where some words <are changed> to suit Jamaican accents. It <uses> parts of both American and British English.
A simple example of this <would be> “Ku pon dis mudda, dis mon hab a crazy ‘ead, truss mi.” Which <would mean> “Look at this mom, this man is crazy, trust me.”
ジャマイカ英語(Jamaican English)を聞いてみましょう!
お待たせいたしました。
ジャマイカについての英語学習ウォーミングアップができたところで「ジャマイカ英語」の動画をご紹介します。
① Teaching a Jamaican English(英語字幕付き)
「アメリカ人がジャマイカ人に英語を教えたら…」のコメディ動画です。アクセントは少々誇張しているとは思いますが笑えます。全然通じていません。
② How to speak like a REAL Jamaican(英語字幕付き)
こちらはジャマイカ人が「リアル」ジャマイカ英語を丁寧に教えてくれる動画です。Lesson形式の動画で、文法解説もあったり、説明もゆっくり話してくれるのでとてもわかりやすいです!
③ Bob Marley Interview Tronto 1978 (英語字幕付き)
ボブ・マーリーのトロントでのインタビュー動画です。かなり突っ込んだ質問に余裕で答えるボブマーリーがかっこよすぎます。必見。
最後に・・・
ジャマイカの英語は独特の「リズム」があってミュージシャン向け英語だなぁ、なんて思いました。
しかし久々に見たボブマーリーはかっこ良い。CD聴きたくなりました。とりあえずベスト盤から!