日本語版にはないナショナル・ジオグラフィック「 Education」サイトがすごい!
英語が理解(読解)できるとウェブ上の無料学習ツールの選択肢が広がる一例です。
日本語版のナショナル・ジオグラフィックでも興味深い記事を読むことができますが、その英語サイトに比べると残念ながら発信している情報量は本当に限られています。
今回は豊富な情報量の(本家)英語版ナショナル・ジオグラフィックから、キッズからティーンの教育向けに用意されたページ『National Geographic Education』に特化してご紹介します。
尚、「キッズからティーン」とはいっても、『National Geographic Education』は大人でも知らないような環境、動物、宇宙などなどの情報が満載です。しかもシンプルな英語で書かれた記事なので大人の英語学習にもおすすめできます。
早速その特徴を一つ一つご紹介します。
Teaching Resources(先生用の教材)
「Teaching Resource」には先生用の完全無料レッスンプランが豊富に用意されています。教室内の学習アイディアに加えて野外での学習アイディアもたくさんあって、読んでいてワクワクしました。
先生用ではあるものの、中身なすべて閲覧できるので「英語学習」の教材としても活用できそうです。しかも読めば読むほどに”ナショナルジオジオグラフィックな情報”が入ってくるので本当に勉強になります。

学習レベル(ネイティブの学習年齢推奨レベル)
4歳以下の「preK = Pre-kindergarten(幼稚園前)」のページは少なく、中心は小学校高学年以上が多いようです。つまり、初級すぎない、でもシンプルな言語(英語)で構成されているため、どのコンテンツも英語学習者のストライクゾーンのものばかりなのです。

Subject(科目)
学習科目は「biology(生物学)」「life science(生命科学)」「ecology(生態学)」「oceanology(海洋学)」などなど学問的なものといった印象ですが、子供も理解できる身近な生活の疑問的なテーマが多いのも『National Geographic Education』の特徴です。

しかも、難しいテーマでも予習ができるように「Background Information」「Vocabulary」もすべてのレッスンで用意されています。

Educational Games
“Use Game-Play to Engage Students”
確かに学習に興味を持ってもらうにはゲームは重要ですね。エンジニアリングなどIT系の学習ゲームも含まれている点は、今の子供達にはProgramming、RoboticsなどのIT教育が必須!ということなのでしょうね。

驚くほどに「無料」のゲームの種類が豊富です。子供の英語学習の「つかみ」としてこの”Educational Game”は使えそうです。
もう一つおまけ
実はナショナル・ジオグラフィックにはキッズ専門のサイト『National Geographic Kids』も別途あったりします。こちらはどちらかというと「幼児向け」となりますが、特に動物が好きな子供は結構はまってくれそうなサイトです。

以上、今回はナショナル・ジオグラフィック(英語版)、『National Geographic Education』と『National Geographic Kids』を英語学習の視点でご紹介しました。
どちらも完全無料なので一度アクセスしてみてください!