英語が公用語の意外な国『ガイアナ共和国』はどんなところ?

Guyana

今回はWikipediaの「英語を公用語としている国の一覧」から、「英語が公用語あるいは公用語に近い状態の国マップ」で唯一南米でマーキングされている『ガイアナ共和国』について少し調べてみました。

まずは例の「公用語マップ」を見てみましょう。画像をクリックすると拡大されます。『ガイアナ共和国』の場所を確認してみてください。

英語が公用語あるいは公用語に近い状態の国

  • 青色 = 英語が公用語の国
  • 水色 = 英語が公用語に近い状態の国
Anglospeak.svg

見つけられましたか?南米大陸の北東部にある国(水色)です。

英語が「ほぼ」公用語の国ガイアナ共和国ってどんな国?

ガイアナ共和国について外務省の基礎データからまとめるとこんな感じです。

  • 国土:本州よりやや小さい、南米で3番目に小さい国
  • 首都:ジョージタウン
  • 人口:76.4万人(2015年の徳島県の人口より少々多い)
  • 民族:インド系(44%)、アフリカ系(30%)、混血(17%)、先住民族(9%)、その他(1%)
  • 通貨:ガイアナドル(GYD)*1米ドル=207.21(GYD)(2016年1月)
  • 一人当たりGNI(国民総所得):3,940米ドル(2013年 世銀)*日本 36,680米ドル(2015年 世銀)
  • 日本との時差:-13時間
  • 失業率:11.2%(2015年、ILO推定値)
  • 在留邦人数:9人(2015年10月)
  • 危険情報:レベル1 = 十分注意してください。(2016年10月12日現在)

ちなみに危険レベル1は例えば中国、カンボジアも同じレベル1なので、どこまで危険なのかは未知数です。ちなみにアフガニスタンは危険レベル4(退避勧告)です。ただ、ガイアナ+治安で検索すると「治安最悪」「南米一危険」といった内容ばかりヒットします。。。

意外にも人口の半数近くが「インド系」がなのにも驚きました。また在留邦人が「9名」って少ないですよね。

ガイアナのことを「英語」でもっと知ろう!

その① Simple English Wikipediaより

以前にもご紹介したシンプルな英語でおなじみのSimple English Wikipediaで「Guyana(ガイアナ)」を検索してみました。動詞だけわかるように<動詞>とマーキングしています。(純粋に5文型の動詞のみマーキングました。)つまり動詞の前にある名詞が主語になるはずです。文型についての説明はこちらから。

先ほどの「ガイアナってどんな国」でも基本情報が得られていると思いますので、英語でのガイアナ紹介文の読解にチャレンジしてみてください。

The Co-operative Republic of Guyana <is> a country in South America. It <is> one of the most sparsely populated countries in the world (seven hundred thousand people <live> there inside its over 200,000 km² of area). Georgetown <is> the capital; like most of the country’s settlements, it <is> on a flat coastal plain that goes from northwest to southeast. Venezuela <claims> the land west of the Essequibo River as part of Guayana Esequiba.

Guyana’s current president <is> Bharat Jagdeo. The country <gained> independence from the United Kingdom on May 26, 1966 (before which it <was called> British Guiana).

Guyana <is> member of the Commonwealth of Nations. It <is ranked> first in suicides per capita worldwide.  [Simple English Wikipediaより]

その② Lonely Planetより

続いて少しレベルを上げてみます。超有名な旅行本Lonely Planetのウェブサイトからガイアナの紹介文を読解してみましょう。旅行本だけあって少し”ひねり”のある英語表現が多数使用されています。同様に動詞に<>のマーキングをしています。

Few places on the planet <offer> raw adventure as authentic as densely forested Guyana. Although the country <has> a troubled history of political instability and inter-ethnic tension, underneath the headlines of corruption and economic mismanagement <is> a joyful and motivated mix of people who are turning the country into the continent’s best-kept ecotourism destination secret.

Georgetown, the country’s crumbling colonial capital, <is> distinctly Caribbean with a rocking nightlife, great places to eat and an edgy market. The interior of the country <is> more Amazonian with its Amerindian communities and unparalleled wildlife-viewing opportunities tucked quietly away from the capital’s hoopla. From sea turtle nesting grounds along the country’s north coast to riding with vaqueros (cowboys) at a ranch in the south, Guyana <is> well worth the mud, bumps and sweat.  [Lonely Planetより]

ガイアナ英語って?

さて最後にいよいよ英語が公用語であるガイアナ人の英語(Guyaneese English)を聞いてみましょう!

*Creole = A language developed from a mixture of different languages.

Sandraさんのガイアナ英語(字幕機能利用可)

Guyaneseのカップルがアクセントについて説明している動画(字幕機能利用可)

いかがでしたか?

流暢なのにアクセントが強いガイアナ英語はCreole(別の共通言語)として進化しているようでして、実際に他の英語圏でのコニュニケーションに相当苦労しそうな印象です。日本人の英語の発音の方が確実にわかりやすいですよね。何か自信がつきました!


アフリカにも「英語が公用語の意外な国」がありました。よろしかったらこちらもどうぞ。

英語が公用語の意外な国『ナイジェリア』はアフリカ最大の経済大国(アフリカの巨人)です。

2016.10.13