英語の受動態は賢く活用しましょう!

grammar

受動態(passive voice)とは?

受動態(passive voice)とは“Be動詞+過去分詞+by誰々”の構文で「誰々にされる」と言った意味になる表現です。受け身の表現とも呼ばれています。中学の英語から出てくる文法の代表格で、受動態と能動的とセットで学習することが多いようです。能動態は『誰々は〜します。』の表現で受動態の『誰々に〜される』とは(文法的に)逆という認識で「例文を能動態から受動態に変えてください。」といった問題が試験で出題されています。

でも実際はニュアンス的には完全にイコールではなく、場面場面で使い分けができると結構便利です。

シンプルな例文で説明します。

能動態: She wrote this message.

受動態: This message was written by her.

能動態は動作主の”She(彼女)”=行為者を強調したい場合、受動態は行為そのものを強調する場合、と言った具合に受け手に与えるメッセージ性が異なってきます。

一般的には能動態を使用する方が、英語では好まれます。受動態が多い文章は何か論文のような堅苦しく、機械的な印象を与えてしまいます。

「注目したい」ビジネスでの受動態の活用

受動態の表現では、行為者の部分(上記サンプルのby herの部分)は省略が可能です。ビジネスでは積極的にこの行為者の部分は省略され、曖昧で客観的なメッセージを伝いたい時に役立ちます。

特に問題やトラブルを報告する際に、誰がミスしたのかぼやかしたい時、掘り下げたくない時などに使用すると便利です。

A serious human error was found ..

A mistake was made and …

That problem was solved …

英語は能動態を好み、行為者である「主語」が重要となる言語ですが、ビジネスの場面では責任の所在を曖昧にしながら、事象を処理することは多々あります。そのような時に意識的に受け身の表現で行為者である「主語」をぼかして報告しているのを結構見かけます。

普段のコミュニケーションでは、受動態の多用は無責任な印象を与えてしまうので避けた方が無難ですが、仕事上でトラブルに遭遇した際には受動態を活用してみてください。グローバルな仕事環境で円滑にビジネスを進めるテクニックの一つです。

スポンサーリンク