英語学習者と先生におすすめの『ボキャブラリー学習特化サイト』です。
今回ご紹介する「vocabulary.com」は学ぶ側も教える側も活用できるボキャブラリー学習ツールです。
使い方も一度覚えてしまえばあとは簡単。是非一度試してみてください。
特におすすめな点
- 英文テキストを「コピペ」するだけでボキャブラリークイズができてしまう
- オンライン辞書としても使用できて、調べたボキャブラリーをクイズ用にストックできる
- 旬な話題がテーマとなったボキャブラリークイズがすでに用意されている
「vocabulary.com」の使い方
メニュー

「PLAY」「LOOK UP」「LISTS」の3つだけです。目的によって使い分けてください。
それでは順番に説明します。
❶ PLAY
「PLAY」では、用意した英文テキストを入力フィールドに「コピペ」するだけでボキャブラリークイズを作成できます。

「Star Learning / Teaching」をクリックすると、英文テキストに含まれていた「学習対象」ボキャブラリーが自動で抽出されます。必要に応じて単語リストにチェックを付けたり、外したりして「学習対象」ボキャブラリーを選択します。

あとはリスト名を入力するだけでボキャブラリークイズが完了です!
作成したボキャブラリークイズを生徒に共有したい場合は「Class Invitation Link」をクリックするだけでメール送信用のURLが作成されます。
❷ LOOK UP
「LOOK UP」では、辞書機能に加え、検索した英単語のボキャブラリークイズが簡単に作成できます。
入力フィールドから調べたい英単語を検索(辞書機能)して意味を調べます。その後、緑色の「Start learning this word」をクリックすると復習用の単語リストにストックされます。

たったこれだけで、後からストックされた英単語をボキャブラリークイズとして復習することができます。
❸ LISTS

「LISTS」では、自分が作成した単語リストだけでなく、他のユーザーが作成した様々なテーマを題材にしたボキャブラリークイズで学習ができます。
例えば、新しいアメリカの大統領「ドナルド・トランプ氏」に関するボキャブラリークイズができたりします。

ボキャブラリークイズのリストは何と500,000(50万種類!)もあるそうです。
vocabulary.comのクイズの種類と解答の進め方
クイズは退屈しないように複数の種類で出題されます。
クイズの種類
クイズ#1 画像クイズ
英単語と画像をマッチングさせる問題です。

クイズ#2 同意語(synonym)クイズ
同じ意味の英単語とマッチングさせる問題なので、もう一つの英単語の意味を知っている必要があります。

クイズ#3 定義(definition)クイズ
英英辞書の単語説明(定義:definition)とマッチングさせる問題です。英単語の意味を英語で考え、理解するのに最適な出題形式です。

クイズ#4 文脈(context)クイズ
前後の文脈から下線部分に正しい英単語を「推測して当てはめる」問題です。読解力も必要なので難易度も高いです。

解答の進め方
解答の進め方は選択式なので「勘」を頼りに進めることもできますが、ヒントの種類も複数あって「チャレンジ精神」に火がつきます。
間違っても、正解するまで選択できる形式です。

正解すると右側に「definition」と例文を含む丁寧な解説が表示されます。

Hint
各問題の下には複数の「ヒント」が選択できます。これを使うと正解率をアップすることができます。

① 50/50(”We eliminate two choices for you.”)
こちらはクイズミリオネア風の選択肢を半分の2択に削ることができます。
② Word in the Wild(” See examples of this word used in contest.”)
英文の中に該当の英単語が埋め込まれるので、全体の文脈を理解することで英単語の意味が推測できるようになります。
③ Definition(”See the definition of this word.”)
シンプルに英単語の定義を読んで意味を理解するものです。ほぼほぼ答えを教えてくれるヒントです。
以上のヒントを駆使しながら正解率100%を目指してください。難易度が高い問題でもヒントを活用することでモチベーションも維持できそうですね。
最後に・・・
この「vocabulary.com」は個人使用でも相当に便利なボキャブラリー学習ツールですが、英語の先生にもおすすめです。
先生が「Class」を作成すると生徒の進捗確認もできますし、各「Class」には50名までインバイトでき(URLを送信するだけ)、100ページ分のテキストを簡単に登録できてしまいます!
英語学習者にとってボキャブラリー学習は隙間時間を上手に活用することもポイントになりますので、こちらのサイトが気に入った方はスマホ用アプリ(有料ですが)も検討しても良いと思いました。
以上、英語学習者と先生におすすめのボキャブラリー学習特化サイト「vocabulary.com」をご紹介しました。