『ときめくフレーズ、きらめくシネマ』戸田奈津子さんが映画で英語を解説します。

読んだ本

戸田奈津子さんはなぜ映画スターに好かれるのか?

映画の字幕翻訳で有名な戸田奈津子さんが雑誌で連載していた「Happy Cinema Einglish!」をまとめた本です。なぜ戸田奈津子さんが映画スターに好かれるのか?それはこの本に出てくる戸田さんの映画スターとの様々なエピソードを読み進めると「なるほど」と思えてきます。コミュニケーションの達人ですよね。仕事柄なのかもしれませんが「言葉の乗せられた深いメッセージを理解して気の利いた返しができる」この能力はもう英語力を超えた深い人間力を感じます。「映画愛」x「人としての魅力」を英語というツールを介して表現しているのが戸田さんです。これは一読の価値ありです!

戸田さんはどうやって英語の学んだのか?

本のプロローグでは戸田さんの英語学習についての考えをQ&A形式で回答しています。留学経験はなく、洋画とラジオで英会話を勉強していたそうです。

間違ってもいいから、どんどんしゃべりつつ、同時に書いて正しい英語のルールをコツコツと覚えていくこと。この両方から攻めないと、ちゃんとした英語は身に付きません。

好きな物事を英語(ツール)で学ぶ。そうすることで、モチベーションが継続できる。この鉄則は帰国子女でない純和製英語学習者は決して忘れてはいけないことです。とてもシンプルな鉄則ですが、意外とツールである「英語」に全力を注いでしまうことはないでしょうか?

映画が好きだから、英語に興味を持った。そして気に入った映画を何回も繰り返して観ていると、必ず気になるセリフに出会います。私の場合は、それが『第三の男』の「今夜の酒は荒れそうだ」というセリフだったのです。

映画をシチュエーションに分けて紹介

「挨拶・マナー」「お店・レストラン」「恋人同士・デート」「友人・ガールズトーク」などなどのシチュエーションを映画のワンシーンから英語フレーズを抽出して紹介しています。

また所々に触れられている映画スターとのちょっとしたエピソード読むと、それぞれのスターの「人柄」が生き生きと伝わってきます。トムクルーズは本当にいい人ですね。また映画を観たくなりました。

もちろん映画紹介本としてもおすすめです!共著者の金子裕子さんがコンパクトに映画解説も加えています。この本を片手に映画(DVD)を観ながら、紹介されている英語フレーズのところで「STOP」できるか腕試をしてみては?