『ロックの英詞を読む』すべての洋楽ファンにおすすめです。

読んだ本

英語に興味を持ったきっかけが洋画や洋楽という人は少なくないと思います。

私はその昔、洋楽が好きすぎて日本の音楽に触れることなく大人にってしまいました。仲間でカラオケなど行くと流行りの日本の曲を全く知らない浦島太郎状態になっていたことを思い出します。

洋楽の良さって?

それは(おそらく)リズム感のある言語(英語)と音楽がとても相性が良いからなのではと思ったりしています。

私の場合はロック一筋ではなくその後、レゲエ、ソウル、ラップなどにもハマりました。あの頃が懐かしい。。

ロックの英詞を読む – Rock Between The Lines

話は逸れましたが、今回紹介する本『ロックの英詞を読む』はピーターバラカン氏(ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科卒業。YMOの海外コーディネーションを経て、現在は様々なテレビ・ラジオ番組の司会を務める。)による音楽愛に満ちた名著です。このような本はピーターバラカン氏だからこそ書ける本であると思います。

本の英語タイトル”Rock Between The Lines”についてバラカン氏の説明がこの本の魅力をわかりやすく伝えています。

英語のタイトル(Rock Between The Lines)に関して一言で説明します。あくまで副題的な存在であるにもかかわらず、けっこう気に入ってます。”Read between the lines.”と言ったら「行間を読む」ということになりますが、歌詞を理解するためには、まさに行間を読まなければならないのです。そうするために最低限の時代背景などを提供したい、という気持ちでこの本を作りました。「行間のロック」を楽しんでいただければと思います。

 

商業的なエンターテイメントが増える昨今ですが、心を揺さぶる作品はいつまで経っても古さを感じさせないことは間違いないようです。バラカン氏の信頼できる音楽センスで名曲を選出し、その曲の背景を英詞を読み解きながら詳しく説明してくれます。

CDなどに付属している”おまけ”の翻訳歌詞では全く想像もできなかった本当の意味がわかった時の感動。素晴らしいの一言です。

2000年のイギリスで行われたアンケート調査「史上最高の歌詞は何か」で第一位に選ばれた曲、ジョンレノンの“Imagine”についても深く英詞を説明してくれます。Rockとありますがジャンルはソウルミュージック(スティービーワンダー、マービンゲイ)、レゲエ(ジミークリフ)なんかも含まれています。つまりRockはジャンルではなく「魂が込められている音楽」ということなのでしょう。ネイティブの音楽ファンでもここまで深く歌詞の行間を読めてる人は少ないと思います。会話のネタとしてストックしておくのにも最適です!とにかくおすすめです。

英語学習的要素は?もちろんあります。各曲の最後にその英詞から抽出した「使える日常英会話表現」もさりげなく紹介されています。

 

 

そして続編も出ました!よりマニアックな選曲となっています。ロックファン上級編(?)ですね。こちらもおすすめです。