別に「子供とプログラミング教室に行く前にこっそり読む」必要は全くない『ルビィのぼうけん』についてご紹介したいと思います。
小学校でプログラミングをどう教えたら良いのか?
そのヒントとなり得る噂の絵本がこの『ルビィのぼうけん』です。
フィンランド出身の「リンダ・リウカス」氏がプログラミングの世界を子供の視点でまとめ上げた、まさに世界が求めていた絵本でした。私はこの絵本を通勤電車で読んで感激しました。プログラミングをこの本で教えたい!と思いまいした。
前半は「ルビィがぼうけんするお話」、後半は前半のお話をおさらいする「アクティビティ(練習問題)」となっています。そのアクテビティで少しずつ、少しずつ、プログラミングの考え方に近づいて行くことができます。
「アクティビティ(練習問題)」が本当に楽しそうなのです。クラスで実施したた絶対に盛り上がるはす。その後、コンピュータで「スクラッチ」を触りだすと、ただのゲーム作成ソフトではない事に気づける子供になるだろうなぁと思いました。
繰り返しになりますが、小学校からプログラミングを必修科目にするにはこの本がヒントになりそうです!
「ルビィのぼうけん」がやってくる
実はこの6月にリンダ氏が実際にやってきて教育イベントをするそうです。
行きたい!しかもマイクロソフト本社も行きたい!ですが関西在住の私には少々ハードルが高いので、後日映像化を楽しみに待ちたいと思います。

画像引用元:http://www.shoeisha.co.jp/book/rubynobouken
リンダ・リウカス氏のTED映像です。「可愛い+賢い」がブレンドされた魅力的な方です。映像の話し方を観てもとても好きになりました。
リンダ氏は元々は有名な「コードアカデミー」で働いていたプログラマーだったそうです。その頃に、もっと絵本制作に集中するために会社を辞めて、この『ルビィのぼうけん』をクラウドファンディングで募金を募って作成したのだそうです。
ものすごい活力です。東京近郊で興味のある方、ぜひワークショップに参加してきてください。そして感想を聞かせてください!
ちなみに『ルビィのぼうけん』の第2弾『ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ』もこの春に登場しています。
以上、子供とプログラミング教室に行く前にこっそり読んでおきたい本②として『ルビィのぼうけん』をご紹介しました。